口腔ケアがコロナウイルス感染の予防につながる
2020年7月16日
皆さんこんにちは。
ひらの歯科クリニックです。
歯科を受診することは、「新型コロナウイルスへの感染リスクを下げる」ことにつながるのをご存知でしょうか?
現状ではもしかしたら、感染のリスクが高まると思っている方の方が多いかもしれませんね。
そこで今回は、歯科で「口腔ケア」などを受けることが、新型コロナウイルスへの感染予防につながる理由をわかりやすく解説します。
歯周病菌は、歯ぐきに感染したあと「プロテアーゼ」と呼ばれる酵素を分泌します。
これはタンパク質を分解する酵素で、かんたんにいうと、歯ぐきや口腔粘膜を溶かす物質です。
そんな物質がお口の中にたくさん産生されたら、病原体も侵入しやすくなりますよね。
口腔粘膜における「免疫が正常に働かなくなり」、新型コロナウイルスも感染しやすくなるのです。
お口の中が汚れていると、「細菌やウイルスがどんどん繁殖」していってしまいます。
それはむし歯菌や歯周病菌だけでなく、新型コロナウイルスも同様です。
そこで有用なのが歯科医院で受ける口腔ケアです。
コロナ渦とはいえ、口腔ケアのために歯科医院を受診することはとても重要です。
とくに高齢の方は口腔内が不衛生になりやすく、「誤嚥性肺炎などの全身疾患を発症」してしまうこともありますので十分注意しましょう。
今現在、むし歯や歯周病にかかっている方は、「治療を先延ばしせず」今すぐにでも歯科を受診してください。
歯科を受診することで新型コロナウイルスに感染するリスクは極めて低いことがわかっています。
それよりもむしろ、むし歯や歯周病を放置することの方が、お口の健康はもちろんのこと、ひいては全身の健康に及ぶ悪影響が大きくなりますので、「歯科の受診を控える必要性はない」といえます。
このように、歯科で口腔ケアを受けることで、新型コロナウイルスの予防につなげることができます。
当院では、新型コロナウイルスへの感染予防を徹底しておりますので、安心して診療を受けることができますよ。