マウスピース矯正の注意点について
2019年11月27日
皆さんこんにちは。
ひらの歯科クリニックです。
マウスピース矯正は、目立ちにくく、取り外しも患者さまご自身で行える素晴らしい治療法ですが、いくつか守らなければならない点があります。
今回はそんなマウスピース矯正の注意点について詳しく解説します。
当院で取り扱っている「インビザライン」は1日の装着時間が決められています。
少なくとも1日20時間、一般的に22時間程度装着することで、正しい矯正力が働くようになっているのです。
この装着時間を守らないと、歯を適切に動かすことができず、治療期間の延長や治療そのものの失敗へとつながることがあるため注意しましょう。
インビザラインは着脱式の矯正装置であり、それがひとつの大きな利点でもあるのですが、同時に欠点にもなり得るということを知っておいてください。
インビザラインで用いるマウスピースは、定期的に新しいものへと交換します。
また、透明な樹脂で作られていることから、汚れが目立ちにくいという性質も持っています。
そうしたことから、マウスピースはとくべつケアをする必要がないと考えてしまう方もいらっしゃるのですが、それは間違いです。
マウスピースのケアを怠ると、装置の中で細菌が繁殖し、虫歯や歯周病のリスクを上昇させてしまいますので、1日1回はきちんとケアしましょう。
マウスピース矯正は、ほとんどのケースに適用できる素晴らしい矯正法です。
ただ、重度の顎関節症や歯周病を患っている方には、マウスピース矯正を行えないことがあります。
そういったケースでは、その他の矯正法をご提案させていただいております。
いずれにせよ、歯並びを改善したいという方は、お気軽に当院までご相談ください。
このように、マウスピース矯正にはいくつか注意点がありますが、ほとんどの患者さまは問題なく治療を完了させておりますのでご安心ください。
マウスピース矯正が適用できないケースにおいても、最良といえる矯正法をご提案させていただきますので、まずはお気軽にご連絡ください。