インプラント治療のメリットってなに?デメリットも併せて紹介
2019年11月13日
皆さんこんにちは。
ひらの歯科クリニックです。
インプラントが「非常に優れた補綴治療」ということは、ほとんどの方がご存知のことでしょう。
ただ、実際のところ、インプラントの何がどのように優れているのか、また、どんなデメリットがあるかは、なかなかわかりにくいことかと思います。
そこで今回は、インプラント治療を受けるメリットとデメリットについて、わかりやすく解説しますので参考にしてください。
インプラント治療のメリット|噛み心地・見た目・ずれない
インプラントは入れ歯やブリッジと違い、噛み心地や見た目、ずれないことにメリットがあります。
インプラントのメリットについて具体的にご紹介します。
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天然歯と同じようにしっかり噛めて自然な噛み心地
インプラント治療の最大のメリットは、「人工歯根」が存在する点です。
これはその他の修復物や補綴物には存在しないものであり、インプラントが極めて高い機能性や審美性を兼ね備えている理由でもあります。
具体的には、歯根の部分が存在することで、天然歯と同じようにしっかり噛めるようになります。
入れ歯とは大きく異なる噛み心地に感動される患者さまもいらっしゃいますので、お食事でお悩みの方はインプラントのご使用がおすすめです。
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天然歯に近い見た目
インプラントでは、人工歯根が存在することでその他の歯に留め具を引っ掛けたり、人工歯を被せたりする必要がありません。
つまり、インプラントというのは、周りの健康な歯を犠牲にすることなく、単独で口腔内に設置することが可能な装置なのです。
その結果、限りなく天然歯に近い審美性を獲得することが可能となります。
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ずれたり外れたりしない
今現在、入れ歯をお使いの方は、使用中に入れ歯がずれたり外れるなどのトラブルに見舞われたことがあるかと思います。
これは着脱式の入れ歯において、避けては通れないデメリットといえるでしょう。
その点、インプラントであれば顎の骨としっかり結合した人工歯根が土台となるため、食事中に歯がずれたり外れたりすることはありません。
見た目も装着感もほぼ天然歯と同じです。
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他の歯への影響を抑えられる
ブリッジは隣の歯を削って土台を作るため、健康な歯に負担をかけることになります。
また、部分入れ歯も隣の歯に金属製のフックをかけるため、健康な歯への負担が増します。
一方、インプラントはまわりの健康な歯に負担をかけることなく、しっかり固定されます。
他の歯の健康を維持するためには、インプラントがおすすめと言えるでしょう。
インプラント治療のデメリット|費用・手術・メンテナンス
さまざまなメリットのあるインプラントですが、費用や手術などいくつかのデメリットもあります。
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治療費がかかる
インプラントは自由診療のため、保険診療のブリッジや入れ歯に比べて治療費がかかります。
インプラントの治療費については、歯科医院や使っているインプラントメーカーなどによって異なります。
治療に進む前に、具体的な価格を確認しておきましょう。
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手術が必要なため治療期間が長い
インプラント治療には歯肉を切開しての手術が必要です。
そのため、ブリッジや入れ歯よりも治療期間は長くなります。
なお、顎の骨量が少なく骨量を増すための治療が必要な場合は、さらに治療期間がかかることもあります。
手術ができないこともある
インプラント治療では手術を行うため、持病がある場合は手術が行えないケースも想定しなければなりません。
健康状態によっては、歯科医院に持病のかかりつけ医と連携してもらい、インプラント治療を受けることもあります。
詳しくは担当の歯科医師にお尋ねください。
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メンテナンスをしなければならない
インプラントを長持ちさせるために、定期的なメンテナンスが必要になります。
かかりつけの歯科医院で定期検診やクリーニングを受けましょう。
まとめ
インプラント治療のメリットは審美性、機能性、装着感です。
一方で、費用や治療期間など、いくつかのデメリットもある治療方法でもあります。
それでも使い心地のよさや自然な見た目、お口全体への影響などを考えて、インプラントを選ぶ方は多くいらっしゃいます。
インプラント治療に関してもっと知りたいという方、インプラント治療を検討中という方は、お気軽にひらの歯科クリニックまでご相談ください。
当院では、わかりやすく説明するために模型も活用してご説明いたします。