インプラントを入れた人は歯周病になりやすい?インプラント周囲炎の予防方法
2023年12月25日
皆さん、こんにちは。
武蔵浦和駅・北戸田駅からバス10分、美女木[信金前]バス停より徒歩1分のひらの歯科クリニックです。
インプラントは天然歯のような噛み心地を実感でき、見た目も自然なメリットの多い治療法です。
ただし、メンテナンスが必要で、お口の中やインプラント周辺をきれいにしておく必要があり、清掃を怠ってしまうと「インプラント周囲炎」になってしまうことも。
そこで今回は、インプラント周囲炎の予防方法についてご紹介します。
インプラント周囲炎とは
インプラント周囲炎とは、インプラントの周りの歯周組織が歯周病になっている状態をいいます。
インプラントは、天然の歯に比べて、「歯根膜」というクッションに役割をする部分がありません。そのため、インプラント周囲炎になると進行が早く、顎の骨に吸収が進みやすい特徴があります。
インプラント周囲炎は、歯周病と同様に自覚症状が少なく、いつの間にか進行していたということも少なくありません。
毎日、丁寧なセルフケアを行って定期的にメンテナンスに通って、インプラントとお口の中の清掃状況を確認し、クリーニングすることが大切です。
インプラント周囲炎の予防方法とは
インプラント周囲炎に予防は、歯周病予防と同様に、お口の中を清潔にすることが大切です。
そのほか、喫煙もインプラント周囲炎のリスクを増やします。
・毎日の丁寧なセルフケア
歯周病菌はお口の中の歯垢に中にひそんでいて、汚れをえさに増殖して、炎症を引き起こします。
そのため、お口の中に汚れをためないことが重要です。
毎日、丁寧なセルフケアが大切ですが、歯ブラシだけでは汚れが落とし切れないことが多いため、歯間ブラシやデンタルフロスなどのデンタルグッズを併用して、細かい汚れを落としましょう。
・定期的なメンテナンス
毎日歯磨きをしていても、苦手な部分や磨きにくいところに汚れが残ってしまいがちです。
そのため、定期的にメンテナンスをして、インプラントに不具合がないか、汚れが残っていないか確認しましょう。
メンテナンスの際には、クリーニングをして細かい汚れを落としますので、お口の中を清潔に保つことにつながります。
また、普段磨きにくい部分の磨き方も合わせてお話させていただきます。
・禁煙
たばこには、有害な成分が多いので、免疫力を低下させて歯周病を悪化させますし、ベタベタしたヤニが汚れを着きやすくします。
インプラントを長持ちさせたい方は、禁煙をおすすめします。
インプラント治療は「ひらの歯科クリニック」へ
インプラントはよい状態で長持ちさせるためには、インプラント周囲炎などのトラブルを予防していくことが大切です。
ひらの歯科クリニックでは、インプラント後のメンテナンスにも力を入れていますので、インプラントをご希望の方はぜひ1度ご相談ください。